編入学試験 総括

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はじめに

編入学試験を終えて、僕がどのような勉強をしてきたのか、また編入学試験を間近で見てきた身として、編入学試験はどのような物だったのか等を総合的にまとめるという目的のものです。

編入試験対策

僕がどのような対策をしてきたのかについて。

数学

問題集をひたすらに解きまくった。「一度見た問題と似た問題は絶対に間違えない」というのがスローガン。問題集で解けなかった問題の解法の種、つまりはなんでその考えに至ったのかや、この問題に似た問題としてどのようなものが考えられるか等をノートにまとめ「俺だけの数学ノート」をつくっていた。解法の丸暗記は効率が悪いので推奨していない。参考書は「編入数学徹底研究」「編入数学過去問特訓」「数学/徹底演習」を用いた。いずれも一周しかしていない。これだけやると、阪大の数学で 9 割圏内かなと言う程度には育つおすすめの 3 冊。これでも足りない人は「大学編入のための~」シリーズがあるっぽい。

英語

編入試験の英語はあまりいい結果ではなさそうなので、あまり参考にはならないかも。「DUO」は全暗記、「英単語ターゲット」は 1500 単語ぐらい暗記(「DUO」と「ターゲット」の重複する単語は除いていない)。イディオム強化のために「next stage」のイディオムを全暗記。英作文対策として「ドラゴンイングリッシュ」の全暗記。正誤問題は「スーパー講義 英文法・語法 正誤問題」を使った。正誤問題のワークはかなり難しく感じた。

物理

力学と波動に関しては「大学生の初等力学」と「リードα 物理基礎・物理」を使った。熱力学に関してはマセマの熱力学の本を使った。大阪大学基礎工学部の過去問を物理に関しては 20 年分ほど解いた。とてもいい演習になった。数学同様「俺だけの物理ノート」を作った。

編入試験まとめ

ここでは雑に見出しを設定し、それについて主観たっぷりの持論を述べていく。

ですます調の混在は許してください。

10 時間勉強しないと落ちる!?

高専 5 年生になって、先生から 1 日 10 時間勉強しろと言われたり、同級生が今日は inf 時間勉強したと言ってたり、合格体験記を見ると、毎日 12 時間勉強してましたと書いていたり。自分の勉強時間ってめちゃくちゃ少ないんじゃないかと思うこともあった。でも僕は勉強量は時間という尺度で測るものじゃないと思っている(主観)。例えば 10 時間勉強したとして、どれだけ理解が進むかは人それぞれであるし、その 10 時間の密度も人それぞれである。なので、他人が 10 時間勉強していても、それは自分にとっての 2 時間分の進捗しか生んでいないケースだってあるということである。じゃあ、どうやって勉強量を測るんですかと言う話になる。僕はここで成果主義を採用した。僕の尊敬する教育系 Youtuber のでんがんさんが言っていた方法なのだが、まず、1 年後の受験までに達成しなければならないことを列挙する。そして、それを達成するためには、半年後何ができていなければならないか、そのためには 2 か月後までに何ができていなければならないか........と言うふうに、目標を細分化していって、今日どこまで理解するべきかの計画を練るのである。これオススメです、個人的には。これならまわりがどのくらい長い時間勉強していようとも気にならないよね。そもそも、気にする必要もないですよというのはアドバイスとして伝えたい。

編入学試験はよく落ちる

題名の通りである。編入学試験はよく落ちる。大阪大学基礎工学部と筑波大学を抽出すると明石高専からは 15 人程度受けて、受かったのは 3 人だった。僕も落ちた内の一人。それも本命の人がかなり多かった。編入学試験こっわってなりますね。でもたくさん受かる大学もあります。大阪大学工学部では、倍率が 2 倍を切るほど合格者数が多かった。それはもはや運と呼ぶべき領域だろう。

学校の先生は当てにならない

まず初めに、学校の先生を批判する意図はないことを前提にしてほしい。受験期になると学校の先生との面談がおそらく行われるだろう。その場で先生は「まず受かると思います。」「厳しいと思います。」などと言った、合否に関する意見を言ってきます。でもそれは何の参考にもなりません。現に僕は「君ならどの大学でもいける。」「君の成績で大阪大学基礎工学部に落ちた学生は過去にいない。」「君の不合格の心配はしていない。」などと言われました。ですが、落ちました。反対に友人は「君は 99% 落ちる。」と言われたものの、目標の大学に合格しています。先生に与えられた学生の学業に関する情報は学業成績のみであって、それで合否の予測なんてできるはずがないのである。先生に厳しいことを言われても気にせず、また先生に受かると言われても油断せず頑張ろう!

得意を伸ばすのではなく苦手をなくそう

これは完全な主観。もちろん目指す大学によって変わってくるけれど、編入学試験は往々にしてそれほど難易度は高くない。得意科目によって他者との差ができるというより、苦手科目を落として他者に差をつけられる側面が多そう。なので、苦手科目を頑張って人並みにできるようにした方が、合格への近道になりそうだと感じた。

合格すると嬉しい

合格すると嬉しいです。頑張って勉強すればするほど、受験期につらい経験をすればするほど合格の喜びは増大します(主観)。なので、精一杯勉強して目標の大学に合格しよう!多分めっちゃ嬉しいぞ!