誰よりも遅い ICPC 国内予選の参加記

 

こんにちは


こんにちは。ICPC 国内予選にチーム appeared として参加しました。

4 完で 31 位でした!

通過したっぽくてかなりウッキウキしています、今。

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チーム名 appeared の由来


このチーム名を考えたのは僕なので由来を語ります。(自己顕示欲)

AtCoder において中国最強の競技プログラマであるところ apiad さんに由来しています。

apiad の正しい読み方が何なのかは知りませんが、僕は「アピアド」と呼んでいます。apiad : アピアド、appared : アピア―ド とうまく韻を踏めています。これ Twitter なら1000000 fav 来てる。

模擬国内


 

 

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 草。チーム三人中、二人が前日に模擬国内の存在に気づく。当然参加できない。社会性のなさがチームにとっての課題なのかもしれない。

本番前


 

 あまりにも緊張していなかったため、わざと深呼吸したり胸に手を当てたりしてふざけてたら、本当に緊張してきて困った。僕だけリハーサルをしていなかったので、講義が終わってすぐに会場入りし、リハーサル(笑)をした。(予選が行われるサイトを開いただけ)

程なくして、しんちゃんが会場に入ってきた。一緒にご飯を食べた。緊張からかハンバーガーの味がしなくてびっくりした。(単純に美味しくないハンバーガーだった説

ICPC 用のテンプレートを作り、直前まで過去問を埋めていた。途中でエカスドとも合流した。練習段階では、ギリギリではあるものの予選通過レベルの成績を収められていたから、順当にいけば大丈夫と自分を鼓舞した。

本番


コンテスト開始。

ご存じのとおりデータベースかなんかが壊れており問題が見れない。

 

しんちゃん「チッチッチッチッチッチッチッチッ(舌打ち)」

僕「どうーなってんだよ笑 大丈夫か ICPC さんよお~」

僕「ふざけているのか?」

僕「しっかりしてくれよ運営」

僕 & しんちゃん 「やっぱり安定性は AtCoder が一番だなあ」

 

 こどふぉったのかなと思って、とりあえず 5 分待ってみたがまだ問題を見れないので、いよいよ電話しようとなる。電話担当決めじゃんけんをしていると、「問題見れた」と言われたので問題を見る。

担当は、僕が AとB、しんちゃんが C、エカスドが D、もしくはそれ以降という感じ。

 

A 問題

仰せの通りに実装する。

1ms でコードが書けたが、何か怖くなって 4224 回 コードを見直す。

提出 → AC

 

B 問題

仰せの通りに実装する。

2ms でコードが書けたが、何か怖くなって 3797 回 コードを見直す。

提出 → AC

過去問埋めの段階で、B で少し実装の多い問題があったりして苦戦することもあったので、ほっと一息つく。

 

C 問題

A、B を通すと、C をやってるしんちゃんのアシストに回る。

なんかバグらせていたが、彼のコードはガンジス川の如く汚いため当然、読解不能

結局、しんちゃん自身がバグを修復してくれた。「実行時間かかりすぎじゃない?」と不安そうなしんちゃんを「これは ICPC だから何しても大丈夫」と励ます。

実際何をしても大丈夫だったらしく、AC

この時点で、ワンチャン俺らいけんじゃね~?的なムードが流れ始める。

 

D 問題

エカスドが一瞬で解法を生やしていてすげーになった。

まじで構文解析がでて笑っちゃった。

本番前日にしんちゃんがイキリ散らかしていたため、構文解析パートはしんちゃんが担当することに。

 

どうせしんちゃんに構文解析は無理なので、しんちゃんを冷かそうと邪魔しに行ったら、めちゃくちゃうまいこと実装できていてお漏らしした。

しんちゃんとエカスドのコードをマージし、しんちゃんの愚直解と照らし合わせる。

最初の 6 つぐらいが同じ答えになったから、「提出するか!w」となった。(は?)

提出 → AC

みんなで「ありがとう横浜」と言う。

 

E 問題

しんちゃんとエカスドが D をやっている間、僕がずっと E を考察していました。

D をみんなが通してくれた時点での進捗は~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

0!www

エカスドに見せたら、なんか DAG になると言われ、すげーとなる。

なんか bitDP ならできるらしいが、制約から無理なので、この問題は未解決問題と結論付けられる。

 

F 問題

僕「逆 Union-Find が実現できればできます。」

エカスド「それ、できるよ。」

 

逆 Union-Find ってなんだよ。

分担してコードを書く。

 

エカスド「そのグラフは木ですか?」

僕「いいえ。」

エカスド「じゃあ無理です笑」

僕「がっびーーーん」

 

E と F が両方無理なので順位表観戦を始める。

エカスドが F でそれっぽい解法を投げてくれる。

 

エカスド「実装誰がしますか?」

一同「...」

 

実装は誰も担当しないことに決定しました!w(カス…)

 

G と H に記念提出をしてコンテスト終了。 

まとめ


 

 エカスドつえー。しんちゃんつえー。俺、カス!w

何がともあれ、多分ですが国内予選を突破できてかなり嬉しい。

嬉しい。

横浜でもし暇があれば「あれ?おーじ君じゃん」と一声お声かけください。

暇ってあるのか?